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TOP快新(K新)女体化ジュエルの呪いにご注意を 9


ジュエルの呪いにご注意を 9
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もう一度囁くが、快斗がちょっと囁いた抵当では名探偵の睡眠は続行される。
むむっ、と眉は寄ったが特に目立った反応はなく、起きる気配はない。
この程度で起きないことはわかっているので特に焦ることもない。
朝起きられないなんてまったく可愛いなあ。
でれでれしながら起きている時より幼い感じがする寝顔を見つめる。
キスの魔法がとけて本物の幼児になったら外見自体も幼くなるので寝顔が幼くても普通なのだが、今は高校生の姿だ。
寝る直前と快斗が起きてからしたキスの魔法はいまだ継続中なので幼女の姿になった新一を高校生男子が起こすという光景になることもない。

「新一、起きないとキスするぜ」

起きていても起きていなくても無断でキスするし、快斗に限ってはそれが許されているのだが、こんなことを言ってしまう。
こうしているとまるで新婚家庭みたいだ、なんてことを思って一人で顔がにやけてくる。
寝ている最中キスで起こすのは心臓に悪いからやめろとは言われているが、キスするなとは言われてないし、寝起きの新一にキスをすると、なかば意識がないためか無意識に快斗にすがりつくようにしてしがみついてくるからそれ見たさにそーっと起こして、起こしても起きないし、キスすると言ったけどやっぱり起きなかったから宣言通りにしただけだと言うためだ。
なにせ快斗は予告したことは必ず完遂する有言実行な怪盗なのだからして、言ったからにはやらねばなるまい。
新一へのキスは言わなくてもどんどんやるけど。
とにかく忠告はしたし、予告もした。
後は無防備に快斗の前にある実に美味しそうなつやつやぷるるんな唇にかぶりつくだけだ。
素早く静かに布団をめくり、そのなかにすべりこむ。今までからだを包んでいた布団がめくれたことで空気が動いたせいか、新一の眉間が微かに寄ったが起きる様子はない。
新一はいまや完全に快斗の気配になれてしまい、その実力を(悪態をつきながらも)認めている怪盗そばにいると多少ではあるが気がゆるむようだ。
快斗以外の人間は新一にとって庇護対象で守るべきものだが、快斗は新一が守るまでもなく自力で何とかするし、時に新一を助けたりもする。
それがわかっているから、新一も快斗と一緒の時は自然と気がゆるむのだろう。
怪盗稼業をしている時に、お人好しだのハートフルだの言われて変に信用されているせいか、快斗が新一を傷つけたりするはずはないとも思っているようだ。
もちろん、快斗は新一を傷つけたりしないし、そんなことしたくない。
殴る蹴るといった暴力では絶対に新一を傷つけたりしないと言えるけれど、その他ではどうなのか、快斗は最近考えてしまう。
毎日何度もしているキスで新一を傷つけたりしてないだろうか。
快斗は新一とキスできるのが嬉しいけれど、快斗にキスされている新一はどうなのか、とても気になる。
新一を傷つけたくないから変なことはしないでおこうと思うのに、身体は自らの意思とは無関係に動いていく。
こんなこと、今までなかったのに、新一が絡むといつもこうなる。
今はまだギリギリのところで踏み留まっていられるけれど、このままだと転がり落ちてしまいそうで恐い。
新一の意思はわからない。
でも、新一には快斗のキスが必要。
それがないと困るから、快斗は今新一のそばにいることができる。
新一の本心はどうあれ、このくちびるを味わう自由を与えられているのだから、今のうちに存分にやってしまう。
布団のなかにもぐりこんだ快斗は、すよすよ眠る新一をそっと抱き込む。
パジャマと制服ごしにじわじわお互いの体温が交わり、それが心地よくももどかしい。お互いを隔てるこの布が邪魔で仕方がない。


こんな布越しではなく、直接触れあいたい。


あのすべすべした肌に、ホイップしたばかりの新鮮な生クリームのような肌に直接触れたい。
新一がひどく疲れている時は快斗がお風呂に入れたりしているのだが、直にふれあう肌はとても気持ちがいい。
色々我慢がきかなくなるが、とにかくきもちいいのだ。
細く華奢なからだを抱き込み、かかる前髪をかきあげると白いひたいがあらわになる。額を出すとより幼い印象になる。快斗以外滅多にみることはないそれに少しの優越感と多大な満足感を覚えて指でそっと撫でてからくちびるを落とす。
指通りのよい髪から指を離すと、ぱらぱらと額に髪が戻る。
指は額からこめかみを通りやわい頬を掠める。
手のひらを返して指の甲で軽くすりすりと撫でてから耳へとうつり首に触れる。
主要な人体急所の一つである首なので、普段の新一なら触れられる前に飛び起きるのだが快斗の前では無防備なまま起きる気配はない。
食べたい食べたいと思っているくちびる。でも最後に残しておきたいとも思う。
ふっくらした頬に、耳のあたりに何度も小さいキスをして、そして顔をあげる。
快斗がキスする度に眠りながらもくすぐったそうにする仕草をみせるのだがそれがまた可愛らしくて、悶絶ものだ。
かわいくて、なのに妖艶で、ひたと見据える透明でひんやりとしたなかに優しさと暖かさと厳しさを宿す瞳でひとを惹きつけ惹きよせて心ごとさらっていく真実の探求者。
よこしまな想いをもって触れると地獄の業火に焼かれて破滅する。
もっとも、怪盗である快斗が探偵である新一に惹かれた時点で破滅の道に足を踏み入れていたわけだが、今はもう仕方がないと思っている。
このひとに触れることができるよろこびをしれば、後戻りなど出来ない。
こうなってしまえば新一にも快斗を好きになってもらうしかない。

もう選択肢はないのだ。
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