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TOP快新(K新)女体化ジュエルの呪いにご注意を 6


ジュエルの呪いにご注意を 6
続き思えば新一の両親、息子が女になったあげく、快斗のキスがないと幼女になるというけったいな呪いがかかったというのに、平然としていた。
いや、平然と、とは違う。
有希子さんはやたら喜んでいたし、優作さんも楽しそうだった。
有希子さんはいきなりやってきて開口一番に、「やだやだやだやだ新ちゃんってば本当に女の子になっちゃったのね~。いやん、もう、超可愛いじゃない!さすが私の娘よね。美人だし綺麗だし可愛いもの。でもすごいわ新ちゃん。ママの夢を叶えてくれるなんて。私ね、女の子も欲しかったの~。娘と一緒にお買い物したり、食事したりしてみたかったの~」といい放った。その様子といったら、嘆きや悲しみなど微塵もなく、ただひたすら楽しそうだった。
ちなみに新一をみた優作さんは、うむうむ、さすが私たちの子供と納得しながら、なぜか振り袖と下着の心配をして、新一に女性用下着の重要性をこんこんと言って聞かせ、下着は自分にあったものを正しい付け方で、と語っていた。
下着について淡々と、しかし娘が身につける下着についてあきらかなこだわりがあることがありありとわかる様子。
語っているのは、工藤優作だ。
あのナイトバロンシリーズの作者が真剣に下着について語るとか、キッドである快斗がいうのもなんだが、なんか夢が壊れそうだった。というか、がらがらと壊れた。崩壊した。
元女優である母親も、かつてとまったく変わらない妖怪のようなひとなのだが、女優というともっとお高くツンとしたイメージがあったのに、新一の母親はかなり軽く、伝説の女優とは思えないほど気安かった。
昔会った時は藤峰有希子についてよく知らなかったが、今ではさすがに知っている。
他にも、有名推理作家が、今から振り袖を注文して成人式までに間に合うだろうかと悩んでいたり。
今から作って間に合わないとは、工藤優作氏は一体どんな高級振り袖を作らせる気なんだろうか。
まあ、新一に最高のものを着せたいという気持ちは快斗にもわかるけど。
新一の両親は二人してそんな様子で、工藤優作も有希子さんと同じく息子に起こった信じがたい事態に動揺することなくごく普通にあっさり受け入れていた。
どうなっているんだこの両親は。
それともこの両親だからこそこの名探偵なのだろうか。
この両親、呪いでこうなったと聞かされても、お赤飯がどうとか、下着はどこのがいいとか、服がどうとか、新ちゃん女の子なんだからちゃんとブラつけないと駄目よとか。正直快斗もこれには内心激しく同意した。よく言ってくれた工藤夫妻。しかし工藤母。それは胸を揉みながら言うことだろうか。
乳尻太股をさわりながら、女の子は足を広げて座ったりしないとか注意して、一緒に歩きたいとか、新ちゃんってばどうして嫌がるのよもっと胸触らせてよもみもみとか、もう混沌としていた。
ついでに部屋のなかも混沌としていた。
優作氏と有希子さんが元愛息子、現愛娘のために買った服やら靴やら下着やら小物やらその他色々が積み上がり、山になって雪崩を起こす勢いだ。実際あのなかに突っ込んだら山に埋もれて遭難しそうだった。
新一は自分から女体化したという連絡を入れなかったのだが、隣家のトンデモ発明家が連絡をいれたらしい。その際夫妻は、自分達に話したことを黙っているように言ったようだ。どうやら油断した新一を捕まえるためと、サプライズもあったみたいだが、いきなり帰って来て、娘万歳と満面の笑みで喜ばれた新一は「ゲッ」と呟いたきり茫然自失だった。
女体化した翌日あたりではなく、来ないだろうと油断していた4日後にやってくるのがまた小憎らしい。
新一は、優作氏も有希子さんも何も知らないと思っていたようだが、二人はその間哀ちゃんから仕入れた女体化リニューアル新一データをもとに服やら靴やら鞄やらアクセサリーを買い漁っていたようだ。
快斗のことも聞いていたのかやけにあっさり受け入れた。が、優作氏の浮かべた笑顔に寒気がした。
恐かった。
優作氏は、「へー、可愛い娘とキスね、ふーん」とにこやかに呟いていましたが、目が笑ってませんでした。
工藤邸にきたころには優作氏は「娘の存在」に対してすでに色々裏工作をした後で、ついでに快斗に「新一の同意なしに手を出したらどうなるか、わかってるよね、快斗君。くれぐれも年相応に、節度を持った付き合いをしてくれたまえ。まあ、新一があの様子だと‥‥‥逆に頑張れと応援した方がいいのかな」など、暗に新一に相手にされてないね、とこちらの心臓をえぐるようなことを言いつつ、きっちり釘を刺してロスに帰ってしまった。帰った、というより、二人に切れた新一が編集さんに連絡して優作氏の居場所をリークしてしまったので逃げたというのが正しい。
有希子さんは「孫の顔はいつ見れるのかしら。早くみたいわ。新ちゃん鈍いから快ちゃん苦労すると思うけど、頑張ってね」と言っていた。
隠してはいないが快斗の想いはバレバレで、なのになぜ名探偵と誉れ高い新一にはわからないのか意味不明だった。
結局優作氏は編集さんから逃亡する前、釘を刺すと同時にさわやかに笑いながら新一の女性教育を快斗と哀に丸投げしていった。
優作氏曰く「快斗君は先生にぴったりだから、新一の女性教育はすべて君に任せるよ。女性より女性らしく振る舞うのはなれてるだろ、二代目君」とのことだ。


え?なにそれ。どいういうこと?
バレてる?


優作氏は何も言わなかったが、もしかして、もしかしなくてもバレてる?
なにせ優作氏といったら快斗が認める名探偵ですら「悔しいけどかなわない」言う相手であり、名探偵の更に上をいく曲者。
そしてキッドの名付け親で、親父とも親しかったという。
先代のライバルだったと聞いたことがあるので、やはりバレてるのだろうか。
なら、優作氏は初代の正体を知りながらも黙っていたのだ。
それはどこか名探偵に通じるものがある。
彼も「現行犯以外で捕まえる気はねぇよ」と言ってキッドを見逃すことがよくあった。
こういうところは親子なのだろう。しかし優作氏の言葉はいちいち心臓に悪い。

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