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TOP快新(K新)女体化ジュエルの呪いにご注意を 3


ジュエルの呪いにご注意を 3
続きでござい-----------------------------------------

工藤新一は、怪盗キッドが唯一名探偵と認める存在で、キッドは彼だけに「名探偵」という呼称を使うほどの、いわゆる「本物」だった。
はじめてまみえた時、思わずその瞳に見入ってしまいそうだったが、すんでのところでそれを堪えた。
怪盗としての誇りが、他者に心を奪われることをよしとはしなかったからだ。
思えばこの時から、快斗のなかではすでに「始まって」いたのだろ。だが、この時はまだなんとかなった。
これ以降出会ったりしなければ、誰かのことを心がくだけそうにおもうことも、せつなくて、くるしくて、どうしようもなくやるせないおもいを抱くなんてなかったのに。
でも、と快斗は思う。


怪盗と探偵なら、放っておいてもそのうちまた出会っていた。


だから、この出会いは必然。
自分たちが怪盗であり、探偵であり続けるなら、出会うべくして出会った、いわば運命だ。


運命の出会い。


昔の自分なら鼻で笑っていただろう。
快斗は適当そうな夢想家に見せているが、自身がリアリストであることを自覚している。
そして快斗には、自身のライバルやそういう意味で対等となるべき存在などいないし現れないと思っていた。快斗は絶対に現れないと思っているからこそライバルや自分と対等と思え、お互い認めあえ、高めあえる存在に対して無意識のうちに憧れめいたものを抱いていたようで、その基準はとても高く、そして厳しい。
ただ賢いだけでは認められないし、マジックの腕がたつだけでも認められない。
頭がキレて、会話も楽しく、スリルのあるゲームにおいて遠慮も手加減もなく挑むことができて、あらゆる意味で快斗を感服させ、感嘆させ、驚愕と驚嘆を引き出せる相手でないといけない。
ライバルと認めるに至り、激しく厳しい基準をもつ快斗をしてライバルと認めさせ、そして正真正銘本物の名探偵と認めるに至った工藤新一は、子供になったり女体化したり、呪いやら事件やら何やらよくわからないものを引き寄せている。日常において爆破やテロは年中行事のなかに組み込まれ、強盗殺人なんて、週間行事だ。
工藤暦を作るとなると、爆破やテロはクリスマスやハロウィン、雛祭りや快斗が嫌いなアレが空に踊る5月の祝日的な要素というか、頻度で、強盗盗や殺人は毎週何かしら起こっているため、土日祝日といったところだろうか。
つまりかの名探偵は、年中何らかの厄介事に巻き込まれたり、自分から飛び込んでいったりしている。
しかも巻き込まれたり飛び込んだ事件のことごとくを解決している迷宮なしとうたわれる頭脳と怪盗をも怯えさせる厄介な行動力をもつ名探偵。あの殺人シュートには何度「殺される」と思ったことか。快斗でなければ大変なことになっているはずだ。まあ、あの名探偵のことだから、きっちり計算してやっているのだろうけれど、たまに本気で殺されると思う時がある。
名探偵まじこえぇよ。
つか、ほんとヤバいから、あれは。
名探偵は名探偵なだけあって、頭脳も行動一流のマジックを見せられた時並みに驚かされるビックリ箱人間だが、手品には種も仕掛けもある。しかし名探偵には種も仕掛けもない。どれだけ凄くてもそれは工藤新一一個人で、なのに明らかに個人の限界を突破して成層圏の彼方にぶっ飛ばし、宇宙の藻屑にしたような活躍っぷり。
側で見ているとたまに顎が外れそうになる。もちろん驚愕で。ポーカーフェイスが信条なので絶対に顔には出さないけれど、あの名探偵には謎がいっぱいだ。
どうしてあんなに当たり(事件)を引くのだろうか。当たりを引くだけでなく自ら進んで突っ込んでいくのを見ると、優秀すぎるのもよくないんだな、とつらつら考えてしまう。頭が切れて、事件という事件を何でも解決してしい、基本的に未解決がないだけに本人は次を求め、まわりはそれを許してしまう。だって関わった事件は全部解決している不敗神話の持ち主だ。痛み分けに至ったのは怪盗キッドが関わった時のみだが、それらはすべて非公式の場でのことなので、普通の人間が知りうる限り、工藤新一は怪盗もびっくりでしゃっくりも止まるほどの連戦全勝不敗の名探偵だった。これで自分から事件に首を突っ込むという悪癖さえなければ、と今ではかなり切実に思う。ちなみに昔は危なっかしいと思いながらもちょっと面白がっていた。

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