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TOP兄と妹が~(ヒバツナ子)兄と妹がこんなに好きあって何が悪い! 13


兄と妹がこんなに好きあって何が悪い! 13
オフ化完結済み。
オフでは完全版ですが、こちらではweb版でとして連載いたします。
書店在庫はバードEX様にございます。

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京子の大事なツナを毎日エロい目で見ていたから勘が鈍ってあんなエロ教師を学校に入れるはめになったのだ。
大体京子の大事なツナを相手に妄想なんて許せない。

京子だってツナを好きだから多少の妄想はする。

ツナの頬はマシュマロのようにすべすべしていたし、胸も少し手に余る程度だがさわると気持ちよくて、華奢なからだに抱きつけばいい香りがする。

一番の友人という権利を使い、京子はけっこうツナと接触していた。

一緒にお風呂に入った事もあるから生肌だって見ている。

あの肌を思いっきり味わってみたいとは思うが京子はツナが大事なので、自分の欲望がバレないような普通の接触をするだけ。

京子の妄想なんて多分清らかなものだ。

しかし雲雀の妄想は変態臭そうな感じがするし、何だか色々頭の中身が残念で可哀想な感じがする。

京子が遠慮なくマジキモい鳥肌が立つと言っていると、むっとした雲雀が何を言ってるのと京子に反論した。

「キモいのは綱吉をいかがわしい目で見ている君の方だろう。僕は妹を静かに見守っているだけだ。だいたい僕のやり方があまいだって?どこが?その教師は僕の綱吉に近付いていかがわしい事をしようと考えたんだから、ただですませるつ
もりはないよ。いつものように十分痛めつけた後で移動させる。もちろん補習はさせない」

きっぱりと言う雲雀だが、京子にしたら雲雀はまた暴力で解決する気か、こいつはバカかと呆れる。

毎回毎回同じパターンだ。

暴力も別にいいのだが、せっかくの優秀な頭脳、使わなければ単なる役立たずだ。

ツナ以外の事にはしっかり頭を使うくせに、ツナの事となると頭より先に身体が動くらしく暴力でかたをつけようとする。

もっと頭を使えば効率良く事が運ぶはずなのに、雲雀は毎回非効率的で無駄な事ばかりしている。

とりあえずツナに手を出そうとする輩は咬み殺さずにはいられないようだ。

本当に難儀な性格だ。

学習機能はどこにいった。

京子はまた暴力で解決しようとしている雲雀に呆れながらも、このぶんだとうまく誘導したら京子の思惑にノってくるかもと思った。

京子の思惑に乗ってくるかは賭けだが、別にダメでもいい。京子にしてみれば、むしろ乗って来ない方がいい。

でも、雲雀が京子の作戦に乗ってくれば、ツナが喜ぶ。

京子はツナが好きだから、恋よりも強い愛という思いでツナを想っているから、ツナが喜ぶなら自分の心が血を流してもいい。そう思うから、京子はあえて自分が苦しい思いをする道を選ぶ事にした。

京子の作戦がうまくいけば、きっとツナはすごく嬉しそうにする。

いつもよりもっとずっと綺麗に笑って、すごく幸せそうにするはず。

ツナがそんな笑顔をするのは雲雀のためだけ。

京子では無理だけど、京子が雲雀をうまく誘導したら、ツナは特別な笑顔を見せるはず。

鮮やかできららかな、妖精のような、天使のような笑顔。

京子はよく天使みたいと言われるが、京子は自分の本質を知っている。昔からにっこり笑いながら心のなかで自分の笑顔に喜ぶ他人を見ては馬鹿じゃないのかと思っていた、そんな自分の姿。

こんな京子が天使であるはずがない。

地上に舞い降りた天使というのは、京子の親友、ツナの方だ。

ツナは京子とは違う。

京子は表面上はにこやかで人当たりよく穏やかに装っているからか雑誌にもしょっちゅう天使と書かれたりするが、京子はニセ天使。

本当の天使はツナの事をいう。

ツナは優しくけがれない、優しい天使。

京子は自分の天使を思いながら、唐変木のシスコン野郎に言ってやる。

「痛めつけるだなんて、相変わらずワンパターンな上に野蛮ですね。お兄さん、本当に頭いいんですか?実は頭悪いんじゃないですか。それにやっぱり詰めが甘いし。あのエロ教師がお兄さんの通達を知らないはずはないんです。事実、他の教師は誰もツナ君の補習なんてしません。もしお兄さんにバレたら一大事ですから。でもあのエロ教師は、お兄さんにバレたら大変な事になるとわかっていてやった。バレないようにツナ君に口止めまでして、表面上ツナ君の成績が芳しくない事を心配して補習をしているんですよ。結局ツナ君はお兄さんにバラしてしまいましたけど、これがずっとお兄さんにバレないままならどうなってると思います?最悪ですよ。それに、ツナ君の事だし、明日あの教師に補習するって言われたら、お兄さんにまっすぐ帰って来なさいって言われていても、多分補習受けますよ」

京子の愛するツナは優しくお人好しで、あまり人を疑うという事がない信じやすい子だ。

そんなツナが教師に「先生も補習なんてしたくないけど、君のためを思って補習すると言ってるんだ。沢田もこのままの成績ではまずいと思ってるだろ、先生がわからなくなってる基礎からしっかりわかるように教えてやるからな」と言われてしまえばツナは騙されるだろう。

教えてやると言うエロ教師はツナに何を教えるかわかったものではない。ツナに言う勉強というのはエロい勉強で、基礎からしっかりエロい事を教えるに決まっている。

そんな事になったらツナは絶体に傷つく。だからこそ京子はいつもツナを見つめてツナを傷つけようとする連中から守ってきた。

ツナは下心満載の男子生徒に何かを頼まれたとしてもそのままホイホイ受けてしまう。

そんなに簡単についていって密室に連れ込まれてひどい事をされたりしたらどうするつもりなのだろうかと思わないでもなかったが、ツナは今まで雲雀に守られていたため性的な危機感は皆無。

京子もツナを守っていたため、ツナの危機感はますます薄くなってしまった。

このままではいけない。ツナに危機感を持たせなければと何度も思ったが、清らかでキラキラ、ぴかぴかしているツナを前にしたら、男は皆狼でケダモノよなんて言えない。

京子よりずっとやましい事がある雲雀ももちろん言えないだろう。

雲雀は電話越しにもわかる不快そうな声。

「最悪だね。今すぐ闇討ちに行くべきかな」

京子も雲雀の言葉に賛成だ。すぐに闇討ちに行って再起不能にしたらいいと思う。

ツナに手を出そうとする腐れ教師は股間のイチモツを二度と使えないようにすべきだ。だが、京子にはツナに喜んでもらうための作戦があるので、この機会にそれを実行すべく雲雀に向かって馬鹿にしたように言ってやる。

「また暴力ですか?それがワンパターンだっていうんです。ま、ツナ君に手を出そうとするなら闇討ちされて当然なのでそれもいいですけど、それよりずっといい方法がありますよ」

京子がそっと雲雀に言うと、雲雀は興味を示した。

雲雀は考える。

ツナを守るためのいい方法とは何だろうか。

笹川京子の事だからえげつない精神攻撃系の方法だとは思うが、ツナを守るための効果的な方法があるなら苦手な笹川京子の言う事を聞いてみるのもいいかもしれない。

「いい方法?」

それは何かと尋ねると、京子は電話越し、意味あり気に頷く。

「はい。いい方法です。いいですか―――」

電話越し、笹川京子は自分の考えるいい方法を伝えるため口をひらき、雲雀は眉を寄せてそれを聞いた。
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