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TOPリボーン 恋愛パニック ヒバツナ♀華麗なる饗宴5


華麗なる饗宴5
華麗なる饗宴はこれでラストです。




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雲雀はふらふらと天を仰いだ。

何の事かわからないディーノは暢気に

「どーした恭弥ー。
そーだ、ツナ今日は挨拶してなかったよなー」

そう言ってツナに近より唇の端っこにちゅっとキスを送った。

「かわいーなーツナー」

にこにこ明るく笑い何時もの事のようにツナにキスをしたディーノを雲雀は殺気立った目で見つめた。

「あなたはやっぱりここで抹殺しておく」

クロームショックから立ち直り、怒りに燃え、何かを振り切るようにトンファーをふるいだした雲雀。

「跳ね馬‥‥あの人も抹殺リスト入りね‥‥」

クロームは雲雀恭弥に引き続きディーノもMy抹殺リストに加えた。

「あの、クローム? 何? さっきから。
それに雲雀さんとディーノさんまたやってるよ!」

止めないと!

そう言うが、クロームはにっこり笑った。

あいつら二人は戦って共倒れになればいい。

そうしたら邪魔者が二人消える

あいつらが消えるという事は、ボスは私のものになる、という事。

邪魔なのはいくつかいるけど、きっと何とかなるだろう。

うん、それはとてもいい事だ。

そう思い結論付けたクロームはツナに引っ付いたままにっこり笑って言った。

「大丈夫、ボス。
あれが彼等の愛情の確認方法だから」

にっこり。

邪気のなさそうな笑顔でそうツナに告げた。

そんななか、彼女はどす黒い事を考える。

後は骸様さえ精神世界でとどめをさしておけば暫くこちらには出て来れないはず。

この間にボスを私のものに‥‥‥。

クロームは可愛い顔をして考える事がちょっと黒かった。

しかし彼女は女優だったので、そんな事はおくびにも出さすに健気そうな顔をしてツナに言った。

「だからボスは何も心配しなくても大丈夫よ」

雲雀恭弥はあの馬と幻覚に汚染された腐女子達が始末してくれるはず。

馬は雲雀恭弥が何とかしてくれるだろう。

残りは‥‥‥

「離せ! 野球バカ!」

山本に後ろこら押さえ込まれた獄寺は暴れながら怒鳴った。

「いや、離したらおまえまた花火出して暴れっだろー」

「たりめーだ! あの女! 

10代目の清らかな唇を~! 

あの馬も! 抹殺する!! 果たす!! 」

「わかった。あのディーノさんは後から二人で闇討ちしよう。

でもツナの前で女の子を果たすのはマズイだろ~。

ツナは女の子に優しいし弱いからこっちが悪者になっちまうぞ。

殺るならせめてツナのいねー時を狙ってこっそりやらねーと」

山本は獄寺を押さえながら堂々と彼に黒い事を吹き込んでいる。

「ホラ、殺るなら効率良く殺らねーとな」

山本の黒い説得が項をそうしたのか獄寺は大人しくなった。

「う!‥‥‥野球バカにしてはなかなかいー事ゆーじゃねーか。
確かに‥‥‥10代目はお優しい。
必ず止められるだろーしな。
抹殺計画は10代目には内緒でこっそりやった方がいいかもしんねーな」

こっそりどころか、ツナの前で堂々と抹殺計画を立てる事を宣言してしまっている。

「‥‥‥獄寺君‥‥やっ、山本まで‥‥
いったい何しようとしてるんだよ!」

ツナが二人の発言に何か不穏な物を感じ、何言ってんのと聞くが、こんな時だけは息のあった二人は笑顔で否定した。

「何でもないっス10代目!」

「何でもないぜ! ツナ!」


獄寺は背中に山本を張り付かせたまま。

山本は獄寺の背中にのしかかりながらにこやかに言った。

「‥‥‥ホントに?」

なーんか不安を煽るような発言が聞こえたんだけどとツナが二人を見つめる。

「勿論っス!」

「ああ!」


いい返事をする二人を見つめ、クロームは考えた。

腐女子達に幻覚を出しながら、この二人の事を。

もういっそこの二人、ホントにBLなら楽でいいのに。

ちなみに幻覚のなかでの彼等はというと

ディーノと雲雀と骸は三人で何かもう大変な事になっていて、そして噂の山獄コンビはというと‥‥‥

二人はくっついて、愛を確かめあっていた。

獄寺の後ろから覆い被さって山本が

「な、いいだろ」

と獄寺の耳元で囁いている。

「バカ、ここをどこだと思ってんだ!」

「みんなに俺達の仲を見せつけてやろーぜ、な」

かわいいのなー

そう言って、獄寺の頭にちゅっとキスをする。

「でもここは‥‥」

真っ赤になってテレる獄寺に

「やっぱかわいーのなー」

山本の手は獄寺の服の中をさわさわと触っている。

「こら! こんな所で! みんな見てるだろ!」

顔を赤くして山本を見る獄寺に

「見せつけてやろーぜ」

と余裕の山本。



腐女子達は窓にしがみつき、一言も喋らずに彼等を見ていた。

何ひとつ聞き漏らさないように、見のがさないように。

鼻血をだそうが目眩を起こそうが、腐女子力を最大限MAXに発揮し、彼等の動向をしっかりその目に焼き付けている。

回りの男どもはというと、教室の床に血だまりを作り、鼻血を出しながら鬼気迫る勢いで外を見ている女子達に近づけないでいる。

彼等は本能的に感じていた。

今近づいたり、邪魔したりしたら、コロサレル!!

人生と人格を踏みにじられて酷い目にあうという事が。




そんな風に腐女子という名の新人類に見られている事など知るよしもない山獄コンビ(すでにコンビ化ワンセット)は、二人で校庭に座りこんで何やらヒソヒソと相談している。

眼鏡をかけた獄寺隼人がその辺にあった木の棒で地面に色々書き込み、山本がそれに相づちをうつ。

「で、ここを、こーやって、こっから狙えばあいつを闇に葬る事が出来ると思う」

「ふんふん。やっぱ頭い~のな~。
で次の案は何だ?」

聞けば怪しい闇討ち作戦を話し合っている。

ツナがそれに突っ込みを入れようとしたその時、

「おめーは黙ってろ」

家庭教師が気配もなくそこにいた。




「リボーン!?」

驚くツナに目もくれず漆黒の家庭教師はクロームに向かって言った。

「今から幻覚で俺達の事を見えなくしろ。
ついでにお前らがここにいるように見せとけ。
さっさとこっから立ち去ってママンのプリンを食べるんだぞ。
あ、お前らがここから立ち去るのもバレないよーに幻覚かけとけよ」

当然のように言って、リボーンはぴょーんとツナの肩に飛び乗った。

クロームはそんなリボーンをじっと見つめ、うんとひとつ頷いた。

「さ、ボス、帰ろう」

「え!? 鞄は!? 授業は!?」

驚くツナにリボーンは達観したような顔をして言った。

「授業? もう今日は授業になんかなんねーよ」

教室は血の池地獄だし、のぼせるものも続出するだろうからな、などと考える。

クロームにはそれがわかったのか

「そうね。確かにそう。行こうボス」

ツナの腕を取って自分のそれに絡めぐいぐい引っ張って歩き出した。
彼等が立ち去っているのはクロームの幻覚によってなかった事にされている。
ここには、ちゃんと幻覚の沢田綱吉も、クローム・髑髏は存在する。何も問題はない。
一刻も早く、この清らかなボスをむさ苦しい男どもの中から救わないと!

「鞄ならあとからあの人達の誰かが持ってくるから大丈夫」

「‥‥でも、挨拶位は‥‥‥」

「だめ!あんな獣達の前にいつまでもいてたら!
そんな事してたらボスが汚れていくの!」

「くっ、クローム?」

必死なクロームに、意味が解らないなりに、ついついうんと返事をして彼女達+赤ん坊はその場を去って行った。

去り際に赤ん坊が雲雀の方を見つめ

「行動は迅速に。
仲間割れなんかしてるからこーなるんだ。
まだまだ甘ぇな、ヒバリ」

にやりと笑った。

「ディーノも役に立ってくれた‥‥‥」

イタリアから呼んだ甲斐があったというものだ。

クロームの事だけが計算違いだが、他は概ね自分の計画通り。

しかし‥‥‥

「おめーら全員、まだまだだな‥‥‥」

全てを謀った漆黒の赤ん坊は自分の企みの出来に小さく頷いた。

「さっ!ツナ、帰ったらプリンとエスプレッソだぞ。
クロームの分のプリンもあるからな」

赤ん坊はそう言って戦っている雲雀とディーノ。
何かよからぬ作戦を練っている山獄コンビを置き去りに両手に花で並中を去っていった。

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